動的配列数式、今回はSORT関数について紹介します。
SORT関数はその名の通り、ソートして並び替える関数です。
この関数も動的配列数式なので、一つのセルに関数を入力するとスピル機能で複数セルに結果を表示します。
SORT関数:条件に応じて並び替える(ソートする)関数です
例えば下のような表があったときに、指定した項目でソートしてくれます。
下の例では、日付(J列)でソートしました。
作成した表やテーブルを好きな項目でソート(並べ替えたい)したいときに便利です。
この関数、実はG3セルだけにしか設定しておらず、以下のように記述しています。
=SORT(配列,【並べ替えIndex】,【並べ替え順序】,【並べ替え基準】)
となります。
この関数も動的配列数式なので、複数セルに結果を表示してくれます。
G3セルに入れた数式はこちらです。
=SORT(テーブル1,4,1,FALSE)
”テーブル1”を”4番目の列(日付)”で”1 昇順”で”FALSE 行で並び替え”をしています。
ちなみに、FILTER関数の時と同様に動的に出力される場所にあらかじめ文字列が入っていると、【#SPILL!】と表示され、スピルの範囲が空白ではありませんと、エラーとなってしまいます。
今回はSORT関数についてのご紹介でした。
非常事態宣言が解除されたので、そろそろ自転車で遠出したいですが、じわじわと感染者が増加しているのでもう少し自粛します。