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Excel ~色々な合計その② SUMIFS~

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合計を計算する関数第二弾はSUMIFSです。
SUMは合計を出す関数でSUMIFは条件付きで合計を計算する関数でしたね。
今回のSUMIFSは複数条件にマッチした値を合計する関数となります。それでは見てみましょう。

ローレシア支店でのどうぐの合計売上額を求めたい場合に使います。
この文章を条件に当てはめると
条件1:ローレシア支店の
条件2:どうぐの
合計値:売上額
このように、条件が2つとなります。

複数条件にマッチした合計を出すときにはSUMIFS関数を使います。


SUMIFS関数:複数条件にマッチした範囲の値を合計する


SUMIFS関数はこのように記載します。


SUMIFS([合計対象範囲],条件範囲1,条件,条件範囲2,条件,...)


今回の例ではこのような記述をしています。
=SUMIFS(G5:G22,C5:C22,"=ローレシア支店",D5:D22,"=どうぐ")
少し複雑なので、順に説明しましょう。
最初のG5:G22は合計範囲で指定してあり、売上の5行目から22行目までを合計しますという意味です。
次の C5:C22,"=ローレシア支店" の部分が、条件1,条件 の所に該当し、C5:C22の範囲で、値がローレシア支店 という条件になります。
""で囲われたら値を表し、=xxxでxxxと一致という意味を持ちます。 その他にも以下のような指定ができます。
>100で100より大きい
>=100で100以上
<100で100より小さい
<=100で100以下
<>ぶき で ぶき と一致しない

でも、上のような書き方をしていると違う条件で合計を出したいときにいちいち関数を書き直さないといけないですね。
それを解消するために、SUMIFS関数では、条件をセルで指定することができます。
下の例を見てみましょう。
先ほどの例で "=ローレシア支店" と指定した条件が C2 とセルの指定だけになっています。
C2セルを見てみると、そこに ローレシア支店  と書かれています。 このような指定の仕方でもSUMIFSで計算できます。
8G以上など、数字で指定したい時には、C3セルのように >=8 と書くことで、8G以上の条件をセル上で指定することができます。

このやり方なら、条件を色々と変更して合計を出すことができます。
でも、ローレシア支店を間違えてローレシア営業所と打ってしまうと、正確に計算されません。
そのような時には、下のようにプルダウンメニューを使い、そもそも入力させないことができます。

今回は、複数条件を指定して合計値を計算する、SUMIFS関数をご紹介しました。

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